社内パワーバランス

子育てに猪突猛進、仕事もがむしゃらにやっていた時期を過ぎると、職場では色々と責任が増す年齢に差し掛かる。

一人ではなく、チームで仕事をしている。チームをまとめる立場になりマネジメント力が試される。チーム内には各人様々な感情があり、一人一人の人生がある。一人でがむしゃらに仕事に没頭していた時とは違う壁にぶち当たる。

その人と人の間に半歩踏み込み、各人の気持ちに寄り添うように突破口を探り、人と人をつなぎ合わせる仕事をしなくてはいけない。

かなり難しい仕事だ。

相手にする「人の感情」が、部下だけではない時が尚更難しい。

上層部にも「感情」会社人らしからぬ「思惑」がある。人間的なのかもしれないけど。

チームをまとめる立場にありつつも、相談や決定事項を飛ばされ下と上（上層部）が繋がる事がある。

あー、悲しき中間管理職。

社内のパワーゲームに振り回される事しばしば。

自分が右往左往していると、ふと、自分の息子だってあと数年したらこの会社の若手社員のように社会に出るわけかと、思ったりする。

絶対的存在だった父親が、社会人になった子供の前で右往左往している姿を空想してとゾッとした。

もっとちゃんとしないとな。